飯田下伊那を含む伊那谷で営業するキッチンカーが一堂に集まるイベント「第2回南信州キッチンカーフェスティバル」が10月2日、開催された。主催は飯田商工会議所青年部。
最高気温が28℃を超え汗ばむ陽気となったこの日、飯田市中心市街地の中央公園と多目的広場を会場に行われ、昨年の第1回を上回る18台のキッチンカーが集まった。
近年、コロナ禍でキッチンカーを利用した移動販売は増加しているものの、祭りなどイベントの中止などもあり売り上げが安定しない中、多くのキッチンカーを集めることで集客を見込んだ。今回は飯田下伊那以外に駒ケ根市や伊那市などの店も参加しにぎわいを増した。
地元の若手農家や有志グループが新鮮な野菜などを販売する「軽トラ市」も同時開催。パフォーマンスステージでは音楽ライブやフラ&タヒチアンダンス、和太鼓の演奏などで会場を盛り上げた。
同会議所青年部会長の堀本喜正さんは「来年以降も続けることで、街のにぎわいを創り出していければ」と笑顔で汗をぬぐいながら話していた。