元善光寺(飯田市座光寺)の境内にある白梅「善心光梅(ぜんしんこうばい)」が見頃を迎え、多くの参拝客が訪れている。
同寺によると、2月中旬に開花を確認。気象庁の発表では今月26日の飯田の日中最高気温は19.1度(15時15分観測)を記録し、4月並みの暖かさとなった。気温の上昇に伴い花が一斉に開き、開花が進んだ。
同梅は推定樹齢150年。2009(平成21)年、元善光寺を開いた本多善光の名にちなみ、「荒廃した世を洗い流し、梅の花のように清らかな善い心で光り輝くように」との願いを込め、公募により「善心光梅」と命名された。
境内では黄色い花を付けたロウバイも見頃を迎え、甘い香りが漂う。数人のグループで訪れた人が花を見上げたり、写真に収めたりする姿が見られる。
伊那市から訪れた2人は「以前からこの梅を知っていて、一度見てみたいと思っていた。今回初めて訪れたが、とてもきれい」「ロウバイの香りも甘く、梅の香りも感じられる」と話し、写真を撮りながら眺めていた。
飯田市から訪れた2人は「毎年ニュースなどで見て知っていたが、ようやく来ることができた。今日は暖かく、花がたくさん開いて満開のようだ」と話す。「150年ほどかけてここまで大きくなったと聞いた。桜に比べると幹の成長に時間がかかるといい、立派だと感じる」と見上げていた。
春の陽気となった26日、境内には花を楽しむ人の姿が多く見られた。