今年3月に行われた「飯田お練りまつり」の記念帳が7月、刊行された。
「飯田お練りまつり」は外縣大宮諏訪神社(飯田市宮ノ前)の式年大祭に合わせて数えで7年に一度行われる祭りで、今年は25団体が出演して飯田市街地を練り歩き、3日間で約20万人の観客が訪れた。
記念帳は、出演した獅子舞や行列・太鼓など25団体の舞や演奏の写真を集めて7月16日、飯田お練りまつり奉賛会が刊行した。「東野大獅子」「大名行列」をはじめ迫力ある写真を多数掲載しているほか、巻頭には神事の「神輿(みこし)渡御(とぎょ)」の写真や、市内20カ所以上に検温所を設け検温済みのシールをマスクに貼るなどの新型コロナウイルス感染対策の様子も収めている。
奉賛会は、飯田市内の公民館や図書館に配布したほか、下伊那郡内の小中学校にも配布。奉賛会事務局でもある飯田商工会議所の佐々木正樹事務局長は「特別な3日間を、ぜひ手元に置いて楽しんでほしい」と話す。
価格は2,200円で飯田商工会議所と市内の平安堂各店などで扱う。