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グリムスパンキーが故郷で初のワンマンライブ 1200人超が熱狂

盛り上がるライブ

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 飯田下伊那出身のロックユニット「GLIM SPANKY(グリムスパンキー)が3月23日、故郷で初となる凱旋(がいせん)ライブを飯田文化会館(飯田市高羽町)で開いた。

ライブの様子

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 グリムスパンキーは、豊丘村出身のボーカル&ギターの松尾レミさんと、飯田市出身のギター、亀本寛貴さんによるロックユニットで、高校在学時に結成。2014(平成26)年にメジャーデビューし、昨年10周年を迎え、ベストアルバムを発売。2月28日から全国8都市を回るツアーを実施。ファイナルを地元で迎えた。チケットは完売し、会場には地元をはじめ全国から1250人のファンが詰めかけた。

 ライブは「Fighter」でスタートし、「褒めろよ」や、高校生の時に作った「焦燥」、映画「ONE PIECE FILM GOLD」主題歌の「怒りをくれよ」、コロナ禍のステイホーム期間中に宅録した「こんな夜更けは」など、アンコールを含め23曲を演奏。来場者は手拍子や歓声でライブを盛り上げた。

 松尾さんと亀本さんは、小学生の頃に参加した「郡市連合音楽会(通称=郡音)や「市田の灯籠流し」などの地元トークも展開。郡音の話では、同館が会場だったこともあり、客席のどの辺りに座っていたかや、学校や郡音で歌われる「下伊那の歌」を披露するなど、思い出を語った。

 ライブは2時間30分を越え、LOVE PSYCHEDELICO(ラブ・サイケデリコ)とのコラボ楽曲「愛が満ちるまで」で締めくくった。

 グリムスパンキーの高校生時代を知る男性は「高校生の時と変わらないものを感じた。メジャーデビューしてから遠くの存在に思えるが、これからも頑張ってほしい」、9年前からファンという女子高校生は「最高だった。好きな曲の演奏もあり感動した」、松尾さんと幼なじみの男性は「今まで見てきたライブの中で一番だった」と、それぞれ振り返る。

 ライブ終了後、実行委員主催の「お疲れさま会」に参加した松尾さんや亀本さんに、飯田水引で作ったコサージュやイヤリングが贈られたほか、ファンなどから寄せられた「メッセージフラッグ」を、実行委員を代表して松尾さんと幼なじみの伊藤優さんと吉川成経さんが手渡した。

 松尾さんと亀本さんは「最高の形で凱旋ライブを終えることができた。これからもいい曲を作って、また飯田に戻ってきたい」と口をそろえる。

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