飯田の野底山森林公園（飯田市上郷）で7月17日・18日の2日間、3年ぶりとなる「焼來肉（やきにく）ロックフェス（通称＝ヤキフェス）」が開催された。

　ステージでは20組のアーティストが熱いパフォーマンスを披露。観客は、新型コロナウイルスの影響で大声が出せない分、頭上でタオルを回したり、曲に合わせて体を動かしたり、手拍子を打ったりするなどしてライブを盛り上げた。

　音楽以外に焼き肉も楽しめるのが特徴の同フェス。フードエリアに設けられた南信州・飯田手ぶら焼き肉エリアでは、事前予約と当日受付を含め約50組が、南信州牛、カシラ、マトン、黒モツなどの「飯田焼き肉」を楽しんだ。

　焼來肉ロックフェスは、南信州・飯田の地域資源である「日本一の焼き肉のまち」を生かそうと協議を重ね2015（平成27）年にスタート。「地域に根付くロックフェスを」と、南信州・飯田地域をたくさんの方に知ってもらうのが狙い。

　実行委員長の今井啓介さんは「3年ぶりに開催できて良かった。県外からも多くの方にお越しいただいて感謝」と話す。同フェスには、長野県内や関東、関西地方などから2日間で延べ1800人が来場した。