今年5月のサッカーJリーグ理事会で、J3の松本山雅FCのホームタウン加盟が承認された高森町と松本山雅の運営会社(松本市)が7月8日、スポーツ振興や町の活性化、PRなどで連携するための調印式を町役場で開いた。
松本山雅と共に地域を活性化 高森町が県内10番目のホームタウンに
松本山雅FCのホームタウン登録は県内10市町村目、飯田下伊那地域では初めて。同町が同社に300万円を出資。松本山雅FCの地域貢献活動を活用し、サッカーをはじめとしたスポーツ振興や青少年の健全育成を図るとともに観光や産業振興に取り組むほか、他ホームタウン9市町村と連携しながら、広域レベルで経済や地域再生等の効果に期待する。
神田文之社長は「飯伊支部や飯田下伊那地域のサポーターの支援が今回のホームタウン登録につながった。今後の活動としても最高の後押しになる」とあいさつ。壬生照玄高森町長は現在、同町が整備を進めているサッカー場建設に触れ、「若い皆さんがサッカーに限らずスポーツに取り組むきっかけにしてほしい」と期待する。
調印式では、飯田下伊那地域で初めてホームタウン登録されたことを記念して、同社からユニホームや同町の特産品である「市田柿」をあしらったタイアップフラッグが贈られた。