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飯田の生マグロ専門店、手作りシーチキンを使ったマグロ尽くしメニュー提供

まぐろ家御膳と店主の田中英さん

まぐろ家御膳と店主の田中英さん

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 生マグロの専門店「まぐろ家 英(ひで)」(飯田市上郷別府)が10月1日から、生マグロを使った手作りシーチキンの丼を含む、まぐろ尽くしの「まぐろ家御膳」の提供を始めた。

まぐろ家御膳(2,000円税込)

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 3月に飯田市内では初となる生マグロの専門店としてオープンした同店。店主の田中英(あきら)さんと妻の美幸さんの2人で切り盛りする。オープンしてから半年がたち、マグロ好きの利用客の好みや年代など傾向を考える中で「生マグロを使った炙(あぶ)りシーチキン」を考案した。

 7月くらいから「女性向けに」と、手作りシーチキントマトサラダを夏限定で提供を始めた。手作りのシーチキンは低温調理で時間をかけて作り「仕上がりはしっとりしていてマグロの風味をしっかり味わえる一品」に仕上げる。そこにマヨネーズをかけ、炙ったものをご飯と野菜の上に盛り付けたのが「手作り炙りツナマヨ丼」。生マグロ漬け丼に並ぶ看板メニューになりつつある。

 今回提供を始めたマグロ尽くしの「まぐろ家御膳」について、田中さんは「暑さも和らいでくる時期で徐々に食欲が湧いてくる秋になり、一品物の丼や定食よりも、少量でいろいろなものを食べて楽しんでほしいという思いからメニューに加えた」と話す。

 看板メニューの「生マグロ漬け丼」「手作り炙りツナマヨ丼」に加え、回転ずし店での経験を生かし、「マグロのすし」2貫も付ける。総菜2品やサツマイモの甘煮(うまに)も添えるほか、みそ汁にはマグロの皮を入れるなど工夫した。

 田中さんは「冷凍と生は全くの別物。生はマグロ本来の味がして、食感がモチモチしているのが特徴なので、一度味わってほしい」と呼びかける。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~20時30分。金曜定休。

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