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JR飯田線で「伊那谷お酒学園」第2弾 ワイン&シードル楽しむ特別列車

「伊那谷お酒学園」伊那谷のシードルを楽しむ乗客

「伊那谷お酒学園」伊那谷のシードルを楽しむ乗客

 春の特別企画となるJR飯田線の臨時列車「伊那谷お酒学園第2弾」が5月10日、JR東海の伊那市駅~飯田駅間で運行され、約50人の乗客がワインやシードルを味わった。

「伊那谷お酒学園」、伊那谷のシードルで乾杯

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 昨年秋に初開催した日本酒とウイスキーをテーマにした企画に続く第2弾で、今回は伊那谷産のワインとシードルをテーマに展開。JR東海が運行する臨時列車「飯田線秘境駅号」に合わせて企画した特別列車で、車内を「伊那谷お酒学園」に見立て、参加者を「生徒」、酒造・醸造事業者を「特別講師」とする設定で運行した。

 当日は、伊那市の「カモシカシードル醸造所」、松川町の「ヴァンヴィ」、下條村の「カネシゲ農園」が参画し、講師役として各車両を巡回した。カモシカシードル醸造所の入倉浩平さんは歴史の授業としてシードルの歴史を、カネシゲ農園の櫻井隼人さんは地理の授業として長野県内のリンゴ産地ごとの特徴を、ヴァンヴィの佐藤篤さんは化学の授業として色や味わい、香りなどについて、それぞれ講義した。乗客は残雪の中央アルプスや新緑の里山の車窓風景を楽しみながら、各社の酒を味わった。

 岡谷市から参加した男女は「普段シードルは飲まないが、面白そうだったので参加した。カモシカシードルが甘くておいしかった」と話していた。ほかにも「講義も楽しく聞けた」などの声が聞かれた。

 飯田線秘境駅号は、秘境駅ランキング上位に入る千代駅、金野駅、田本駅、中井侍駅、小和田駅などを巡る人気列車。「秘境駅のパイオニア小和田駅」「天龍村の大都会平岡駅」などのユニークな車内放送や、「そらさんぽ」「S字鉄橋」「宇連川」などの見どころで徐行運転を行い、乗客を楽しませた。平岡駅では地元のゆるキャラが出迎え、特産品も販売した。

 JR東海運輸営業部営業課の沖健太課長は「シードルやワインといった新たな伊那谷の魅力を伝えることができた。乗客にも楽しんでいただき、地域の皆さんと一緒に盛り上げることができた」と振り返る。

 「伊那谷お酒学園」と「秘境駅号」の両方を楽しんだ愛知県犬山市から参加した夫婦は「地元の方が盛り上げようとしてくれたのが印象に残った。シードルについても新しい知識を持ち帰ることができて良かった」と振り返り、岐阜市から参加した女性は「ずっと前から乗りたくて憧れていた。地元の人が歓迎してくれて、とても親切で良かった」と話していた。

 「飯田線秘境駅号」は5月16日・23日・30日、6月6日・13日にも、上下各1本を運行する。

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