「第53回諏訪町盆栽展示即売会」が5月17日、諏訪町自治会館(飯田市諏訪町)で開かれる。主催は諏訪町盆栽クラブ。
同クラブは1970(昭和45)年より前に創設されたとされる老舗の盆栽クラブで、現在は15人が所属する。これまでコロナ禍の3年間を除き、毎年展示即売会を開いてきた。展示即売会には会員が重複する「天竜盆栽クラブ」なども加わり、出品数は約300点に上る。価格は数百円~数千円程度が中心で、都市部に比べ比較的安価に設定しているという。
盆栽は、松などの樹木盆栽のほか、カリンなどの実物盆栽、サツキや桜などの花物盆栽、山野草などの草物盆栽と種類が多岐にわたる。サイズも10センチ以下の豆盆栽から20センチほどの小品盆栽や高さ90センチほどのものまで幅広く、種や挿し木、自然に生えた芽を育て、20年から30年かけた作品もある。
来場者は愛好家に加え、初心者や若年層の姿も見られ、展示販売をきっかけにクラブへ入会する人もいるという。同クラブ代表の村澤久司さんは「都市部では若い世代や女性の人気も高まりつつある。飯田地域でも広がりに期待したい」と話す。
盆栽は長期間の手入れが必要で、季節ごとの管理も重要となる。村澤さんは「手間はかかるが、育てる過程や形を作る楽しさがある。展示会は鑑賞や交流の場としての側面も強いので、気軽に立ち寄ってほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は7時~10時。