飯田ケーブルテレビ(飯田市松尾明)が5月1日、社名を「cvn」に変更した。
同社は1986(昭和61)年設立。多チャンネルのケーブルテレビサービスで事業を開め、現在は光インターネット通信を中心に、モバイル事業や電力小売り、法人・自治体向けソリューションなどへ事業領域を広げている。サービス提供エリアも飯田市中心部から、飯田市全域と下伊那地域の計14市町村へ拡大した。
社名変更は設立40周年の節目に加え、事業内容や提供エリアの変化を踏まえたもの。「ケーブルテレビ」や「飯田」の名称が現状にそぐわなくなってきたことが理由だという。新社名は、同社が展開する「光キャストビジョン」を基軸に、「キャストビジョンネットワーク」の頭文字から「cvn」とした。コーポレートロゴも刷新し、創業時からの理念を継承する「緑」を基調に、地域と共に発展していく思いを表現した。
同社ではNTTの光回線を活用したサービスを主軸に据え、加入者の設備光化を進めており、現在は多くの利用者が光回線へ移行している。自前設備を持たず外部インフラを活用することで、山間地を含む広いエリアでのサービス提供を可能にしている。収益面ではインターネット事業がテレビを上回っており、今後はネット分野を中心に展開。動画配信や自治体のオンライン配信支援、ITインフラ構築などにも取り組む。
林洋英常務は「放送と通信の両軸を生かし、地域に必要とされる情報やサービスを提供していきたい」と話す。