地元商品を中心に取り扱うスーパーチェーン「キラヤ」(飯田市松尾上溝)が3月25日、飯田短期大学の学生と共同開発した「油淋豚丼(ユーリントンドン)」の販売を飯田下伊那地区の8店舗で始めた。
同大との共同開発は2年目。昨年は「ネギ塩豚カルビ丼」をレギュラー販売し、好評を得たという。同大生活科学学科食物栄養専攻では昨年11月から、南信州地域のブランド豚「純味豚(じゅんみとん)」をテーマにした弁当開発の実習授業を行ってきた。「トンテキ丼」「台湾風ルーロー飯」「豚肉とくるみ味噌(みそ)のうま辛丼」などの商品を、8グループが開発しエントリー。同社商品部の増田正和さんらと役員会が選考した結果、小笠原菜歩(なほ)さん、野村優奈さん、石原萌胡(もこ)さん、金子姫和(ひより)さん、櫻井みず穂さんのグループが開発した「油淋豚丼」が選ばれた。
小笠原さんは「ショウガとネギの香りが特徴で、大葉でさっぱりとした味わいに仕上げた」と話す。「若者や中高生、部活動に励む人に向け、しっかり食べたい時に合う弁当」とも。
今年で創業75周年を迎えるキラヤの赤羽宏文社長は「若い人の感性を大事にし、商品開発に取り入れていきたい。しっかりアピールして販売したい」と話す。商品部の増田さんは「選考では8品から2品に絞り、役員会での試食で決定した。どの商品も昨年よりレベルが上がっており、選定に迷った」と振り返る。
販促ボードも同短大生が制作し、全8店舗に掲出する。価格は538円。昨年開発した「ネギ塩豚カルビ丼」は水曜・土曜・日曜に販売する。