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飯田の魅力「イイダのイイネ」 市が募集、風景・食・人などテーマ問わず

小池勝士さん(前列中央)を中心に「イイダのイイネ!」の応募を呼びかける、広報ブランド推進課の職員

小池勝士さん(前列中央)を中心に「イイダのイイネ!」の応募を呼びかける、広報ブランド推進課の職員

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 飯田市が現在、市民目線で飯田の魅力を発信する「飯田の魅力再発見事業『イイダのイイネ!』」を実施している。

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 日常の中にある飯田の魅力を市内外に伝えることが目的で、応募対象は個人・団体・企業を問わない。インスタグラム投稿やLINE、市役所などへの応募用紙提出など、さまざまな方法で応募できる。寄せられた写真やエピソードは、市のウェブサイトやSNS、PR動画などで紹介する予定。

 「風景が美しい」「家族が作る料理が絶品」「おしゃべりが上手な名物おじさんがいる」など、知られていない絶景ポイント、専門分野で活躍する人、意外な日本一、珍しい食べ物など、何気ない日常や人を募集している。

 公民館主事を務めた経験を持つ、広報ブランド推進課の小池勝士さんは「イイネ」の一例として、「川路小学校の児童が蚕を育て、自作した繭で卒業式のコサージュを作る取り組みがある。地域にかつて『日本三大桑園』とされる桑園が広がっていたという歴史を学び、夏休みに蚕を育てる体験を通じて理解を深めている」「丸山地区では住民が手作りした石窯を使い、年に数回料理を楽しむ『石窯部』が活動している。自ら学び、道具をそろえ、地域で楽しむ姿勢に人間力の高さがうかがえる」を挙げる。

 応募内容は、自然や景観、歴史、人物、文化、食などジャンルを問わない。小池さんは「心に残る風景や出来事が、飯田にはまだまだある。自分だけが知っている魅力を思い起こして、応募してほしい」と呼びかける。

 応募期間は来年1月6日まで。

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