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飯田・上村小児童、上村川へアマゴ放流 川に親しみながら環境学習

アマゴを放流する児童

アマゴを放流する児童

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 上村まちづくり委員会の上村環境安全部会が10月29日、上村川で「上村ふるさとの川づくり事業」を行った。

ごみ拾い中の児童

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 同事業は、上村小学校(飯田市上村上町)で学ぶ児童たちに、自分たちの住む上村が素晴らしい自然環境にあることを再確認し、環境に対する関心を高めるのが目的。自然環境を保全するための環境美化や生き物の保護育成の大切さを実感してもらうため、学校近くの上村川にアマゴを放流している。

 当日は児童19人が河川のごみ拾いを行いながら、学校から300メートルほど離れた上村川上流を目指した。現地で、同部会長の前島和英さんから同事業の目的などの説明を受けた後、鎌倉フィッシュセンター(南信濃八重河内)で養殖された体長10~15センチのアマゴ約300匹を放流した。

 同センターの鎌倉詔(つげる)さんは「以前は天然のアマゴやイワナがいたが、今は養殖して放流しないと育たない環境になった。生態系のことを含め事業を通じて環境保全学習を続けてほしい」と話す。

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