暮らす・働く

飯田の企業2社、準決勝で対戦の地元高校2校にラグビーボール寄付

飯田高校にラグビーボールを寄付するイーアーツ電工の木下敦夫社長(左奥)と飯田建設の三石芳久社長(左前)

飯田高校にラグビーボールを寄付するイーアーツ電工の木下敦夫社長(左奥)と飯田建設の三石芳久社長(左前)

  • 0

  •  

 飯田の総合電機設備会社「イーアーツ電工」と高森町の建設会社「飯田建設」が10月2日、飯田OIDE長姫高校ラグビー部と飯田高校ラグビー班に、それぞれラグビーボール5個を寄贈した。

飯田OIDE長姫高校ラグビー班にラグビーボールを贈呈する様子

[広告]

 昨年に引き続き2回目の寄贈。両校を訪れたイーアーツ電工社長の木下敦夫さんと飯田建設社長の三石芳久さんは、昨年寄贈した両社のロゴ入りの使い込まれたボールを見て感慨深げだった。木下さんは「けがのないように練習に励んでほしい。人間性の構築、忍耐力、絆を大切にして頑張ってほしい」、三石さんは「一生懸命練習して、大学生や社会人になってもラグビーの経験を生かしてほしい」と、それぞれ思いを話す。

 花園を目指す全国高校ラグビーフットボール大会長野県予選は10月11日に開幕し、18日の準決勝で両校が松尾総合運動場(飯田市松尾)で戦う。勝った方が11月3日に南長野運動公園総合球技場で行われる決勝に駒を進める。2023年の決勝戦では両校が対戦し、飯田OIDE長姫が勝利し花園へ。昨年は飯田高校が決勝戦で松本国際を下し花園へ駒を進めた。

 飯田OIDE長姫、日替わりキャプテンの常盤凜太郎さんは「春は最後のワンプレーで逆転され負けてしまったので悔しさがある。飯田のモールをどう崩すか。1年生の時に花園で見た景色が忘れられないので、期待に応えたい」、飯田高校ラグビー班のキャプテン小池勇誠さんは「今年も飯田のグラウンドで飯田OIDE長姫と戦うことができる。自分たちがやってきたことを全部ぶつけて花園に行きたい」と、それぞれ意気込みを見せる。

 飯田工業高校(飯田OIDE長姫高校の前身)出身の木下さんと飯田高校出身の三石さんは「勝っても負けても互いの力を100%出し切って悔いのないよう戦ってほしい。試合が終わったらノーサイドで」とエールを送る。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース