
飯田信用金庫高森支店(高森町吉田)で現在、プロ野球選手のユニホームやサイン入りグッズを並べた「ロビー展」が開かれている。
同展では、侍ジャパンが優勝した2023年の「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」のメンバー計30人のサイン入りユニホームや12球団中8球団のユニホーム、選手のサイン入りバット、グローブなど54点を並べる。
展示物は、飯田市在住の滝澤正十三(まさとみ)さんが所有するグッズの一部で、幼少期から野球が好きだった滝澤さんは30年ほど前に、日本ハムファイターズ(現・北海道日本ハムファイターズ)などでプレー、活躍した白井一幸さんと知り合ったことがきっかけで、多くのプロ野球選手と交流。メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が日本ハムに所属していた際に撮った「2ショット」の写真も展示している。
同展は、同信金が100周年、同支店が50周年を迎えたことによる記念事業の一環で企画。同支店と取引のある乾光精機製作所(同町山吹)会長の滝澤さんに展示を依頼。滝澤さんも快く引き受け、実現した。
今回の展示はコレクションの一部で、日本ハムで投手として活躍した武田一浩さんや河野博文さんのグローブ、白井さんが現役やコーチ時代に着用したユニホームのほか、日本ハムの新庄剛志監督が現役時代に使ったバットなども展示している。
同支店で企画担当の熊谷学(がく)さんは「目玉は白井さんが侍ジャパンのヘッドコーチを務め、代表選手のサインが入ったユニホーム。好評につき展示期間を延長したので、貴重な滝澤会長のコレクションを見てほしい」と呼びかける。
営業時間は平日9時~15時。9月12日まで。