
飯田の居酒屋レストラン「KitchenCafe ぐり~ん」(飯田市中央通り4)が8月19日で15周年を迎える。
「ベーグル・プレッツェルベーグルサンド」(写真提供=飯田の居酒屋レストラン「KitchenCafe ぐり~ん」)
オーナーシェフの大平貴弘さんが「おばんざい」の店として、2011(平成23)年8月19日に開店した。京都好きの大平さんは、中学3年時に友人2人との卒業旅行で訪れた京都で、おばんざいに出合い、カウンターに並ぶ料理の光景に魅了されたという。その後も、年1回は京都を訪れ続け、名古屋で働いていた頃も足を運んだ。
開業当初は「自家製カラスミ」など数種類のおばんざいと2~3種類のメイン料理で、ランチと夜の営業を開始。来店客の要望に応え、徐々にメイン料理の品数を増やした。2019年には弁当販売を始め、その翌年にコロナ禍になり、「営業形態の変更が、どう響くか分からなかった」と大平さんは振り返る。現在は手作りパンの販売やデザートをそろえた深夜カフェメニューの提供のほか、女子会・誕生日会向けコースなども用意する。
15周年を記念し、8月18日・19日はイクラや明太子などを使った人気メニューだという「痛風パスタ」「痛風オムライス」(通常1,200円)を390円で、どちらか一品を提供する。一人一食限定。加えて8月下旬の2日間、弁当の人気メニュー「ローストビーフ丼」「ぎゅ~ぎゅ~丼」を店内で復活販売する。価格は各680円、限定20食。
大平さんは「スタッフがいてくれることでお客さまが増えた。皆さまにとにかく感謝。心を込めておもてなししたい」と話す。
営業時間は、ランチ=11時30分~13時30分(ラストオーダー)、ディナー=18時30分~。ランチは月曜・水曜・金曜、ディナーは火曜~土曜。深夜カフェは土曜21時~。