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「飯田まつり」日差し和らぎ4万人の人出 りんごんは小学生チームが躍動

地元ケーブルテレビのインタビューを受ける「色づけ!友情の青りんご追手町小学校6年生」の児童ら

地元ケーブルテレビのインタビューを受ける「色づけ!友情の青りんご追手町小学校6年生」の児童ら

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 飯田まつり「第44回飯田りんごん」が8月9日、飯田市の中心市街地で開催された。

りんごん大賞の「色づけ!友情の青りんご追手町小学校6年生」連

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 今年は、例年の第1土曜日から開催を1週間ずらして行われた。当日の飯田市は最高気温30度と、昨年開催時より5度ほど低く、過ごしやすい一日だった。中心市街地で行われた「ふれあいアップルタウン」では、今年から暑さ対策のため、事前に人形劇の公演・ダンスや和太鼓のパフォーマンスは行わない方針で実施。銀座通りは日中のイベントは行わず車両が通行できるようにした。新たに中央通り1.2丁目にクラフト物販体験エリアを設け、知久町4丁目をキッチンカーエリアにするなど変更した。日差しも和らぎ、日中は多くの若者や家族連れてにぎわった。

 夜の「飯田りんごん」には、72団体、4148人が参加し、4万人の観客でにぎわった。今年から新たに飛び入り参加の「2025合同連」を設けた。踊り手たちは「りんごん、りんごん、ほいおいな」のかけ声とともに元気な踊りを披露。昨年に引き続き、飯田市産業親善大使の「おぐねぇー」こと小椋ケンイチさんも音頭を取り、踊りの輪に溶け込んだ。同じく産業親善大使の小沢あきこさんも地元千代連で踊りの輪に入り、りんごん大賞発表などの大役を担った。小沢さんは「久しぶりにりんごんに参加した。千代小学校150周年で後輩の子どもたちと一緒に踊ることができて感無量」と振り返る。

 りんごん大賞は「色づけ!友情の青りんご追手町小学校6年生」が受賞。児童らは「めっちゃ楽しかった!1週間毎日1時間練習した成果が出て良かった」と喜びを爆発させた。今年から復活したコスチューム賞はそろいのTシャツで臨んだ「上郷小学校6年4組」が、アレンジ賞はダンスアレンジを加えてそろった演技を見せた「STEEZ Music Studio」が受賞。りんごん大賞と審査結果が僅差だったため、急きょりんごん大賞準大賞の表彰を決め、「浜MAX」が受賞した。

 以下、りんごんっ子大賞=「飯田中央保育園」「飯田仏教保育園」「なかよしわんぱくだん」。りんごん子ども大賞=「松尾小学校6年1組」「同2組」「同3組」「同4組」「浜井場小学校Hop Step Jump!!」「座光寺小学校6年1組」「千代小学校」「丸山小学校6年」「チームかさまつ6年」「山本小6年1組Team『SCRUM』」。りんごん未来大賞=「飯田東中学校」「竜峡中学校2学年」が受賞した。

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