
信州みそ入りカレー専門店「カレーの大原屋」(飯田市羽場権現)が7月7日、信州山の日と信州山の月間にちなんだ登山イベント「御朱印手形」を実施すると発表した。
同イベントは、長野県が定める「信州山の日」(7月第4日曜)と「信州山の月間」(7月15日~8月14日)に合わせ、飯田市西部の6つの低山を巡るスタンプラリーで、店主の尾沢あきらさんが企画した。
尾沢さん自身も学生時代、登山部に所属。その後も10年以上にわたり長野県内外の低山に登り、その様子をブログで発信している。店にも「ブログを見て山に登った」と報告がてら来店する客の姿もあり、尾沢さんの励みにもなっていることから、「地域の山に登ってもらえるようになると、地元の魅力が伝わるのでは」と考え、今回のイベント企画につながったという。
対象となる山は、風越山(かざこしやま)、虚空蔵山(こくぞうさん)、笠松山、高鳥屋山(たかどやさん)、夏焼山(なつやけやま)、兀岳(はげだけ)の6つ。標高は約1100メートル~1600メートル。
スタンプラリーの台紙は同店で配布している。各山に登頂し、山頂で写真撮影。店頭で写真を見せると「御朱印手形」に登った山のオリジナルスタンプを押してもらえる。登頂数に応じて、同店で受けられるサービスも用意する。
尾沢さんさんは「登山の目的地として飯田市を身近に感じてほしい。自由に六低山に登り、楽しんでもらえれば」と参加を呼びかける。
営業時間は7時~14時。月曜・火曜定休。特に期間は設けない。