
子育て世代や若者を応援する「いいだ子育て応援ひろば」が5月19日、飯田文化会館(飯田市高羽町)で開催される。主催は飯田市子育てつどいの広場協議会。
飯田市内で子育て支援を行う9カ所の「つどいの広場」が合同で企画する同イベントは、今年で3回目。昨年までの秋開催から今年は5月の「春のこどもまんなか月間」に時期を移し、子育て世代だけでなく、結婚を考える若者も対象にさまざまな企画を用意する。参加対象は主に0~3歳の子ども、妊婦、その家族、結婚前の若者など。
各ブースを「あそび」「体験」「パネル展示」に分け展開。あそびコーナーでは子どもたちが「ダンボール迷路」「ボールコロコロ」「空き箱つむつむ」「おさかなつり」などで遊ぶことができる。体験コーナーの防災ボトル作りでは、災害時に必要な備蓄用品をペットボトルに詰めるなどの体験や、足形のプラバンキーホルダー作りなどに、親子で参加できる。パネル展示では結婚相談センターを設け、結婚前の若者を支援したり、里親養育包括支援のフォスタリング機関「にじ」や子ども食堂学童保育の「ハッピーハウス」など、さまざまな子育て環境下の情報提供も行ったりして包括的に子育て世代や家庭を持ちたいと意識する若者を支援する内容。
同市内には、保育園年少に上がる前までの主に0~3歳の子どもと家族が利用できる、「つどいの広場」と呼ばれる親子の居場所が各所に点在する。飯田短期大学の「わいわいひろば」担当の宮内愛さんは「市内のつどいの広場を多くの方に知っていただき、利用してほしい」。同協議会の多田玲奈会長は「子育てや結婚について、さまざまな情報が得られる機会なので、気軽に遊びに来てほしい」と参加を呼びかける。
開催時間は、10時~12時、13時~15時。入場無料。