
地域の生産者や飲食店が出店する「まつかわつながる もぐもぐ市場」が4月26日、「いちばの森」(松川町元大島)で開かれる。「人と農の交差店いなほ」「ゆうき給食とどけ隊」「ICHIBA project」の共催。
安心・安全な食材を使ったフードやドリンクの販売、環境に配慮した素材で作られた手作り品の展示・販売、「自然に優しい」ものづくり体験ができるワークショップ、音楽のステージなどから成る同イベント。松川町内のほか、近隣地域から「健康や環境に配慮した取り組みを行う」という14店が出店。音楽ステージでは地元の演奏者らが出演する。
会場となる「いちばの森」は、古民家に隣接する小さな森。主催する3者は、いずれも環境に配慮した米作りを行っており、いなほの細田俊和さんは「日本から米が消えていくことを懸念し、米だけでなく、食や環境について未来につなげていける場にしたい」との思いで昨年秋に初開催した。
細田さんは「初回は家族連れなどが訪れ、森で遊びながら買い物を楽しむ姿も見られ、穏やかな雰囲気に包まれた」と振り返る。「松川町の中に、日本の原風景のような小さな森がある。人や食の優しさに出合える一日になるよう開く。ぜひ足を運んでもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~15時。駐車場、授乳スペースあり。雨天の場合は翌27日に延期