
古着Tシャツ専門店「Zu”tte(ズッティー)」(飯田市主税町)がオープンして、3月28日で半年がたった。
飯田市出身の店主・加藤善崇さんは飯田高校卒業後、京都の大学に通いUターンで地元に就職。「地元がもっと元気になること」を考え続け、洋服が好きなこともあり、昨年9月28日に同店を開いた。
加藤さんは「Tシャツ専門店はなかなかないので、遠くからでも足を運んでもらえればと考えた。自分の店だけでなく、来店した人が他の飲食店やカフェ、別の店に巡ってもらうきっかけに少しでもなれれば」と専門店オープンのきっかけを話す。県内では上伊那や諏訪、木曽など、隣県などからも足を運ぶ来店客があるという。
「一年を通してTシャツだけを『ずっと』販売する。ここで買ったTシャツを『ずっと』着ていたいと思ってもらえるように」と、店名に込めた気持ちを話す加藤さん。
1980~2000年代前半の欧米製のTシャツをメインに、350点ほどをそろえる。加藤さん自身が海外で買い付けたり、海外とやり取りをしたりして、LとXLサイズを中心に「日本人好みのデザインや色を並べる」という。
「生まれ育った町で次の世代の子どもたちに、自分が受けた恩を少しでもつなげることかができたら。自分の好きなファッションで着飾って鏡を見ると、気持ちが上がり洋服って楽しい。これからがTシャツをより着てもらえる季節。『かっこいい』Tシャツを取りそろえていく」と意気込みを見せる。
営業は土曜・日曜・月曜。