丘の上結いスクエア（飯田市東栄町）で現在、飯田女子高校（上郷飯沼）写真クラブの作品展が行われている。

全国大会や各種コンクール入賞作品も展示

　同展では、昨年夏に開催された全国高校総合文化祭「清流の国ぎふ総文2024」や「第26回長野県高校フォトコンテスト」、「第31回長野県高校写真展」での入賞作品をはじめ、クラブ員が撮影した写真19点を展示。日常の風景や人を被写体とした作品や複数の写真を組み合わせたり、スマホやタブレット端末を駆使して作り込んだりした写真などを並べる。

　同クラブの作品が全国大会で賞を受賞したことを知った同施設の職員が「広い空間に展示して多くの人に見てもらっては」と同校へ提案。昨年8月の夏休み期間中に全国大会入賞作品を含め展示したのがきっかけ。

　顧問の貫井乾輔教諭は「高校の文化祭以外で展示することはほとんどない。生徒自身が考え撮影した写真を間近で見てほしい」と話す。

　金田杏さん（2年）は「全国入賞作品はタブレット端末を使うなどかなり作り込まれていて、興味が持てる作品になっている。部員の作品は、各自で決めたテーマに沿って撮影しており、個性が出ている。ぜひ多くの人に見てほしい」と呼びかける。

　同クラブは今夏、香川県で開催される「全国高校総合文化祭」への出場も決まっている。渡部心々さん（2年）は「全国大会には18回連続の出場。なかなか経験できることではないので、貴重な機会を楽しみたい」と意気込む。

　開催時間は8時～22時（最終日は16時まで）。2月18日まで。