提供:温・汁・麺特集 制作:飯田経済新聞編集部
飯田市北方の「匠の庄 飯田」が、「そば処しみず」の味を忠実に再現した鴨南メニューや、地元の名産「遠山ジンギス」を石板で焼いて楽しむ料理など、多彩なメニューで訪れる人々を迎えている。
おすすめの「鴨南蛮うどん≪ホットコーヒーセルフサービス≫」は、丁寧に焼き上げられた鴨肉からあふれる旨味と、甘く香ばしいネギが絶妙なバランスで調和し、つゆの深い味わいを引き立てる。つるりとした麺の喉越しも軽やかで、寒い日には体も心もほっと温まる一杯だ。
「そば処しみず」の味の復活に向けた取り組みについて、「昔からの味を忠実に再現し、一つ一つ丁寧に仕上げている。皆さんに本物の美味しさを味わってほしい」と話す。
さらに、「遠山ジンギス」を熱々の石板で焼くスタイルは、地元ならではの味を存分に楽しめると人気。石板の上で肉がジュワッと焼ける音と香りが食欲をそそり、特製のたれでいただくジンギスは、ご飯との相性も抜群だ。
揚げ物も充実しており、外はカリッと中はジューシーな唐揚げや、サクサク衣の海老フライが定番の人気メニューとして提供される。子どもから大人まで楽しめるラインアップで、家族連れにも好評だという。
鴨の旨味と香ばしさを堪能!「匠の庄 飯田」でお待ちしています
また、店内では飯田の名産品も販売。地元で親しまれるお菓子や工芸品が並び、手土産や贈り物選びにも最適。
「そば処しみず」の味を再現したメニューについて、「昔から愛されてきた味を丁寧に再現している。どの料理も素材を生かした丁寧な仕上がりになっているので、地元の方にも観光客にもぜひ味わってほしい」と話す。
電話番号:
0265-49-3437
住 所:
長野県飯田市北方786
営業時間:
食事エリア=11時~15時30分
土産物販売=10時~17時
定休日:
月曜
駐車場:
有り
和食の達人が作るこだわりのスープは、化学調味料一切不使用。昆布と鰹節から取ったこだわりの和風スープで、心やすらぐ味わい。定番の日和ら~めんをはじめ季節ごとに変わる数量限定のら~めんが人気。麺もノーマルと野菜などを練り込んだ麺の2種類から選ぶことができる。定番の日和ら~めんは、具材は全て別の皿に盛りつけて提供し、初めに麺とスープだけで食べると本来の味がしっかり味わえるという。徐々に具材を入れて食べる新しいスタイルのラーメン。
共同経営する亀山さんと岩間さんは「一緒になって味をひねり出して考えるのが楽しい」という。「スープはどの店も試行錯誤するが、麺を工夫しているところは少ないのでは」と話し、「罪悪感のないら~めん」とも。あっさり系のら~めんが売りの日和の中で、写真の肉味噌チャーシューら~めんはガッツリ満足系のら~めん。醤油味のスープをベースに辛肉味噌を少しずつ溶きながら食べるのがお勧め。チャーシューは圧巻の8枚!チャーシューの下にはもやしが隠れており、食べ応えは充分!
電話番号:
0265-48-5559
住 所:
長野県飯田市大王路1丁目5-1
営業時間:
11時~14時30分
定休日:
月曜
席 数:
23席
駐車場:
無し
同店は、手間を惜しまない職人技と遊び心を大切にした店。看板メニューの「豚野菜ラーメン」(1,023円)は、一度食べたら忘れられない味わいを誇る。
スープは、豚骨を砕いて8時間煮込むことで乳化が進み、とろみとコクが際立つ仕上がり。鶏ガラ、昆布、シイタケの旨味を重ねた奥深い味わいにたどり着くまで、試行錯誤を繰り返してきた。麺も季節によって水分量を調整し、いつでも最高の仕上がりを追求している。
チャーシューは赤ワインを使い、4時間かけてじっくりと煮込む手間を惜しまない。厚切りで食べ応えがあり、スープと麺とのバランスも絶妙。これが「豚野菜ラーメン」の完成度をさらに引き上げている。
月替りの限定メニューも魅力のひとつ。12月には「飯田焼肉ラーメン」が登場。豚のこめかみ肉を使った焼き肉をたっぷり乗せたボリューム満点の一杯は、リピーターが多い人気メニュー。特に評判が良かったメニューは翌年も復活することがあるため、再会を楽しみにするファンも多い。
サイドメニューの「マヨチャ」(418円)は、細かく刻んだ自慢のチャーシューにマヨネーズを合わせた一品。がっつり食べたい人におすすめだ。締めには地元産の南信濃遠山茶を使った「遠山茶アイス」(350円)でさっぱりと。ラーメンからデザートまで一度に楽しめる。
「手間を惜しまない。遊び心を忘れない。」を掲げ、日々丁寧な仕込みを続けるふたつ矢。ここでしか味わえない一杯が、多くの人を魅了し続けている。
電話番号:
0265-48-0783
住 所:
飯田市上郷飯沼2234-5
営業時間:
11:00~14:30(土日祝日15:00)、17:30~23:15
定休日:
なし
駐車場:
有り
南信州の素材にこだわり、味噌は地元の手作り麹味噌を使用。化学調味料不使用のやさしい味。つけめんやまぜそばなどレギュラーメニューは13種。信州産麹味噌を使った味噌ラーメン750円。阿南の唐辛子を使った辛味噌ラーメン850円ほか、塩ラーメン、カレーラーメン、スパイシーカレーラーメン、つけめん、まぜそばまで網羅する。季節による期間限定ラーメンも続々登場!ランチはご飯無料。
めんくろうのもう一つの名物が自家製の唐辛子。1本500円でノーマルタイプの赤、ゆずの黄、山椒の紫、にんにくのピンク、青唐辛子の緑と現在販売しているのは5種類。年間を通じて農家が収穫したものを店主自ら乾燥、瓶詰まで行うため、季節によって品切れの場合がありますのでご了承ください。
電話番号:
0260-22-2567
住 所:
長野県下伊那郡阿南町北條1972(阿南病院近く)
営業時間:
11時~14時 16時30分~20時
定休日:
火曜・第3水曜
席 数:
20席
駐車場:
2台
「とうじそば」は、熱々のつけ汁にそばを籠でくぐらせて食べる信州の伝統料理。
上質なそば粉だけを使用する手打ちそば「わらび家」が冬季限定メニュー「とうじそばの提供を始めた。寒い季節には薪ストーブが店内を暖め、落ち着いた雰囲気の中でそばを味わえると評判だ。
新そばの収穫時期に合わせ「新そばを楽しみに待っているお客様のため」と、季節が早い時期は北海道産、今は信州産から選び抜いた蕎麦粉で打つと店主の熊谷隆義さんは話す。国産そば粉ならではの香 りや味わいを生かしたそばは、多くのそば好きの支持を集めている。
日本の伝統と心が織りなす、くつろぎのひとときを「わらび家」で
「とうじそば」は、熱々のつけ汁にそばを籠でくぐらせて食べる信州の伝統料理。わらび家では、鰹節と昆布の出汁をベースに、松本市「大久保醸造」の醤油や愛知県「九重味醂」の本みりんを合わせたつけ汁に、大根やにんじん、ごぼう、しめじ、白菜などの根菜類や葉物野菜を中心として、鴨肉や油揚げの他に、長野ならではの食材なども合わせ、しっかりとした野菜の出汁に、それぞれの食感も楽しめる仕上がりに。10種類以上の食材を使用し、定番や旬の野菜など少しずつ改良を重ね、現在の味わいにたどり着いたという。
もちもちでコシのある「十割そば」、なめらかでしなやかな食感の「二八そば」の2種類から選べる。それぞれ異なる歯触りや舌触りを楽しめ、そば好きからも好評で、つけ汁やかけ汁も、メニューごとに味わいを引き立てる。
同店では「とうじそば」のほか、温そばやざるそばも提供。「天ざるそば」「鴨せいろ」「山菜そば」などの人気メニューを取りそろえる。いずれも地下70メートルから汲み上げる通年14度の地下水を使って打ち、そばの香りや喉ごしの良さが際立つ仕上がりだ。
1997(平成9)年の創業当初から、材料や製法にこだわりながら、常に研究を続けているという。「寒いこの時期だけの『とうじそば』。体が温まるので、ぜひ1度召し上がってほしい」と熊谷さんは紹介する。
電話番号:
0265-26-6222
住 所:
長野県飯田市桐林2767
営業時間:
11時~14時(そば終わり次第終了)
定休日:
木曜・月に1・2回不定休で連休あり
駐車場:
11台