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飯田・中央公園で焼き肉イベント クイズなどに挑戦しながら焼肉文化学ぶ

焼き肉振る舞いブースの様子

焼き肉振る舞いブースの様子

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 「南信州   日本一の大焼肉まつり」が10月26日、中央公園(飯田市伝馬町)で初めて開かれた。主催は飯田青年会議所。

にぎわいを見せる振る舞いブース

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 当日は、園内に「焼き肉文化ブース」「焼き肉クエストブース」「焼き肉振る舞いブース」を設置。振る舞いブースには、イベント開始直後から長蛇の列ができた。同会議所メンバーが飯田焼き肉の定番「サガリ」「カシラ」「黒モツ」を焼き、甘口または辛口のタレをかけ、紙容器に入れ無料で提供。当初用意した約40キロの焼き肉は30分ほどでなくなったため、急きょ、約50キロの焼き肉を追加した。

 来場者は「飯田焼き肉文化」について学ぶパネルに目を通したり、「飯田焼き肉」に関する商品を販売するブースや南信州伝統野菜の販売ブースなどに立ち寄り商品を購入したりした。併せて、ストラックアウトや輪投げなどのミニゲームのほか、園内に掲示した「飯田焼き肉」に関する5つの問題を解いて回るクイズラリーなどに挑戦して楽しんだ。

 イベントでは、同会議所が制作した南信州の焼き肉をモチーフにしたキャラクター「クロモっちゃん」も披露。家族連れらが一緒に写真を撮る姿も見られた。クロモっちゃんのぬり絵ブースは子どもたちに人気だった。

 父親と来場した小学2年の佐久間悠生さんは「クロモっちゃんの由来が『黒モツ』から来ているとは思わなかったので驚いた。焼き肉もおいしかった」、佐久間さんと同じ小学校に通う塩澤律さん(2年)と妹のあすみさん(1年)は「黒モツは少し苦かったが、食べ応えがあった」と口をそろえ、母親と訪れた江本柚怡さん(1年)は「クイズラリーが楽しかった。クロモっちゃんもかわいい」と、それぞれ振り返る。

 同市は人口1万人当たりの焼き肉店が最も多く、「日本一の焼き肉の街」として「飯田焼き肉」をキーワードに飯田下伊那地域をはじめ、県外に向けてもPR活動を展開している。

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