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高森町クイーンで「岡田和也、作陶展」 白と黒をテーマに200点並べる

新作「ふくらつぼ」を紹介する岡田さん

新作「ふくらつぼ」を紹介する岡田さん

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 陶芸家、岡田和也さんの個展「岡田和也 作陶展」が10月12日、「ミュージックアートカフェクイーン」(高森町牛牧)で始まった。

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 岡田さんの同会場での個展は今回で20回目。茶わんやマグカップ、皿、小鉢、急須など普段使いの器や、花器、ランプシェード、香炉(こうろ)、招き猫などのオブジェなど、200点ほどを展示・販売する。

 名古屋市出身の岡田さんは、愛知県立窯業高等技術専門学校を卒業し、1996(平成8)年から阿南町陶芸センター(阿南町富草)へ勤務した。2004(平成16)年に自身の工房「山の木窯」(駒ケ根市東伊那)を開き、グループ展やイベントの参加、長野県内外でのギャラリー展示を重ねている。

 長野県陶芸作家協会会員による「長野県陶芸展」を通して、同店店主の林早月さんと知り合ったのを縁に、同会場で年1回ほどのペースで個展を開いている。「早いもので20回」と岡田さんは今までを振り返る。

 岡田さんは「同じ場所で個展を開くことで、『使っていたら壊れてしまったので、もう一度同じ作品を購入したい』というような声に応えられる。定番の作品を制作し続けながら、新作も発表している」とし、同展では、「陶器は硬い素材だが、『ふんわり柔らかい感じ』に仕上げた」と「ふくらつぼ」と名付けた新しいシリーズを発表する。

 「白と黒の作品を作りたいと、さまざまな技法を極め続けている」という岡田さんは「会場にいる時は、『こんな風に作った、こんな思いで作った』などお話しできれば。ぜひ会場へ足を運んでいたき、作品を手に取ってご覧いただければ」と来店を呼びかける。

  営業時間は10時~17時。今月18日は定休日。個展は今月20日まで。

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