平谷高原スキー場(平谷村)で10月14日、ティラノサウルスの着ぐるみを着た参加者による「ティラ谷村(てぃらやむら)恐竜レース」が初開催される。
昨シーズン、降雪の少なさから「客足が滞っていた」という同スキー場。周知や利用促進のため、全国各地での開催やSNSでもにぎわいを見せている「恐竜レース」を企画。タイトルには同村の名前の響きに似せた「ティラ谷村」を冠した。
当日は、参加者全員で行うラジオ体操で始まり、ゲレンデの特設会場でレースを行う。レースは骨付き肉を模したぬいぐるみから骨の部分を引き抜くと書かれている番号に応じた賞品が当たる「お宝探しスタイル」で行う。高校生以上が対象の「成獣オス」「成獣メス」、中学生以下の「幼獣」の3つの部門がある。コースは往復50メートルほどで、子どもでも楽しめるなだらかな斜面になっている。
参加者にはもれなく同村にある「ひまわりの湯」の温泉入浴券を進呈。賞品は、地元産のキャベツやハクサイなどの野菜、リンゴなど果物の詰め合わせ、同村にある「平谷湖フィッシングスポット」の家族利用券などを用意する。
支配人の長崎孝信さんは「着ぐるみを着て気持ちよく動けるのはこの時季ならでは。家族で秋の平谷高原を楽しんで」と呼びかける。
参加費は、高校生以上=1,500円、中学生以下=1,000円。着ぐるみは各自で用意。申し込みは10月8日まで、同スキー場のウェブサイトで受け付ける。