8月20日に開幕する「令和6年度全国中学校体育大会(通称「全中」)」の「第55回全国中学校柔道大会」に、松尾公民館柔道クラブ(飯田市松尾)が出場する。個人は5年連続、団体は初出場。
同クラブは、7月14日・15日の中体連長野県大会(佐久市)で、団体が準優勝、個人では、男子60キロ級で竹内琉之佑さんが優勝したほか、55キロ級で松田日向さん、73キロ級で水野総士さん、81キロ級で伊藤聖浬(ひじり)さん(以上3年)が、それぞれ2位に入り、全国大会出場を決めた。
団体戦の出場メンバーは、先鋒=松田日向さん、次鋒=伊藤遙希さん(1年)、中堅=竹内琉之佑さん(3年)、副将=水野総士さん、大将=伊藤聖浬(ひじり)さんが務め、竹内瑛吉郎さん、山田虎太朗さん(共に2年)がベンチで控える。
今年の全国大会は北信越地区が開催地となっており、柔道大会は長野県佐久市で実施。全国から48チームが参加する。他の競技大会は、石川、富山、福井、新潟で開かれる。
出場資格は、これまで中学校単位だったが、スポーツ庁と文化庁が策定した「学校部活動および新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」が2022年12月に発表されたことを受け、地域クラブ単位でも出場が可能になった。
小学校まで6年間サッカーに励み中学で柔道を始めたという松田さんは「これまで県大会では2回戦で負けることが多かったが、中学最後の大会で全国に行けるのはうれしい。その前に北信越大会もあるので、どちらの大会も、いい結果を残したい」と意気込む。
同クラブは8月7日・8日の北信越大会(上越市)に出場した後、8月20日~23日の全国大会(佐久市)に臨む。男子団体戦は21日、男子個人戦は23日に行われる。