長野県南信地区の和洋菓子店などが出店する「おやつの日」が8月2日、語呂合わせの「おやつの日」にちなみ「拡大版」として、コミュニティースペース「まちのカフェ」(飯田市本町)で開催された。
和洋菓子店など数店舗が出店する「おやつの日」は、「サンデイサンド」(豊丘村)、「こはるcoffee」(伊那市)、「増田和菓子店」(飯田市伊豆木)などを中心に毎月1回行っている。今月は拡大版として、「mamenoha」「はしばみの実」「山山」「INADANI BAKE」「cafe テマヒマかけて。」「spice cafe waku」「kumapon's」「三吉野」と合わせて11店舗が出店。10時の開店に合わせて多くの客が足を運んだ
「サンデイサンド」店主の小林美和さんが同所で出店し始めた頃、みそや漬物などを製造販売する「稲垣来三郎匠」(上郷)から期間限定の出店依頼があった。和洋菓子店など4店舗で菓子の販売をしたところ好評だったことから、「おやつの日」を開催するようになったという。
同市から訪れた親子は「インスタグラムを見て訪れた。複数の店が集まっていて楽しい」、別の女性は「遠くの店舗の菓子や、今日限定の商品を購入した。全体的にすてきな店ばかり」、フロートやコーヒーを手にする親子は「思った以上の出店数で、知らない店もあって楽しい」と、それぞれ話し複数店舗での買い物を楽しんだ。
今回初参加した伊那市の「菓子屋monoto」と「WELL」が始めたという「cafe テマヒマかけて。」 の小林あかりさんは「食に制限がある人やそうでない人など、多くの方に食べてほしいと米粉を材料に菓子を作っている。暑い中、多くの方に足を運んでいただき全体ににぎわいがあってうれしい」と話す。
美和さんは「どの店もすてきなので、集まったら絶対に楽しいし、何か困ったことがあればみんなでフォローし合える。自分たちが楽しいので、お客さまも楽しい気持ちになってくれたら」と話す。
今後の開催日は、9月16日、10月14日。いずれも「まちのカフェ」で10時~15時に開く。