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高森町のカフェ「春風」がリニューアル メニュー刷新、席にコンセントも

「シフォン苺」。写真提供=春風

「シフォン苺」。写真提供=春風

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 国道153号沿いのカフェ「春風」(高森町吉田)が7月17日にリニューアルオープンした。

充電可能なカウンター席

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 昨年7月末から休業していた同店は、焼き菓子やデニッシュなどのメニューを中心とした内容に刷新した。同町と隣接する豊丘村産など地元産のイチゴを使った「シフォン苺(いちご)」(1,400円)や「パフェ苺」(900円)、「フラッペ苺」(550円)、「デニッシュ苺」(250円)などを提供する。地元農家がイチゴを多品種生産しているため、一年を通して生のイチゴを使ったメニューとなる。

 「市田柿ソフトクリーム」(400円)は、同町名産の「市田柿(いちだがき)」をソフトクリーム生地へ練り込み仕上げた。同店を経営する中平和彦さんは「市田柿の風味を感じられるように作った。柿好きな方はもちろん、そうでない方にも召し上げってもらえたら」と紹介する。

 中平さんが経営するタルト専門店「小恋路(おれんじ)」(下市田)のシェフパティシエなどが、今回のメニュー変更を含め、今後のメニュー開発を担う。以前から構想していたタルト以外のメニューを数多く展開し、「チョコパウンド」(170円)、「マドレーヌオレンジ」(160円)、「フィナンシェ」(190円)など、焼き菓子だけで20種類ほど並べる。

 季節のフレーバー「パフェ」(今時期はブルーベリー、800円)、「チーズケーキ」(550円)、「プチクロワッサン」「ディッシュ」などの生菓子やパンなどを13種類、「コーヒー」(600円)、「紅茶」(500円)の他、フラッペやジュースなど17種類のドリンクを並べる。

 店内は、カウンター11席を備え、そのうち5席には充電用のコンセントを設置した。4~6人用のテーブルを11席も用意した。テイクアウトにも対応する。

 中平さんは「会話を楽しんだり、本を持ってきて読んだり、仕事をするスペースにしたりと、思い思いの時間をゆっくり過ごしてほしい」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時~15時。土曜・日曜定休。7月18日は休業。

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