リコーダー奏者の中村栄宏(ひでひろ)さんと大塚照道(てるみち)さんによる「リコーダー・デュオ・コンサート」が7月28日、「SALON De TATSUH(サロンドタツ)」(飯田市銀座)で開催される。
オランダ・アムステルダム音楽院リコーダー専攻を学部・大学院とも首席で卒業し、現在は東京芸術大学で教育研究助手を務める中村さんと、上野学園大学・演奏家コース、リコーダー専門を卒業し、現在は東京リコーダー教会などで講師を務める大塚さんの2人による演奏会。
同市で開催するリコーダーなどの演奏会の実行委員を務め、自身も地元グループ「リコーダーFeb(フェブ)」でリコーダー演奏をする安田圭介さんは「小学生の時に誰もが吹いたリコーダーのイメージが強いと思うが、2人の演奏は音楽表現の幅が広く全く異なる」と紹介する。
演奏プログラムは「G,ガストルディほか、ビチニウム」「J,ボールドウィン、デュオ」など、リコーダーのために作曲された楽曲を中心としながら、聴きなじみのある曲も加え、幅広い時代の楽曲を演奏する。
安田さんは「誰でも息を吹き込めば音が鳴る楽器だからこそ、プロの音色の違いに驚くと思う。ぜひ会場に足を運んでほしい」と来場を呼びかける。
13時40分開場、14時開演。入場料は2,500円。完全予約制。予約は森乃楽器(喬木村)まで。