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天龍峡で希少種「ヤマユリ」咲き始める カフェ店内から鑑賞も

テンリュウ堂の店内から見えるヤマユリ

テンリュウ堂の店内から見えるヤマユリ

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 天龍奥三河国定公園の天龍峡で今年も、「ヤマユリ」の花が咲き始めた。 

テンリュウ堂の窓際の席から見えるヤマユリ

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 長野県レッドデータブックの準絶滅危惧種に指定されており、長野県指定希少野生動植物保護条例で指定希少野生動植物に指定されるヤマユリは、天竜川添いの崖地に自生しており、主に姑射橋から第一公園に入る入り口付近と「つつじ橋」(つり橋)の付近に自生している。

 今年は龍江側のヤマユリが先に咲き始め、川路側のヤマユリもつぼみの状態のものが多いが、咲き始めた。毎年7月上旬から中旬にかけて、背丈1メートルほどの高さから、白地に赤褐色の斑点を付けたかれんな花を咲かせる。咲き始めから2週間ほどが見頃だという。

 店内から自生するヤマユリを見ることができるカフェ「テンリュウ堂」(飯田市川路)は、店の裏側が国定公園の一部となっており、季節によってツツジやアジサイも楽しめるという。同店の小宮山真理さんは「季節によって見える花が違うので、それぞれの季節を楽しみにして来ていただければ」と来店を呼びかける。

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