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飯田短大生リポーター「いいレポ☆」に6人任命 地域の魅力発信

「いいレポ☆」に任命された飯田短期大学の6人と佐藤健飯田市長

「いいレポ☆」に任命された飯田短期大学の6人と佐藤健飯田市長

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 飯田市が5月29日、地域のイベントや市の魅力を発信する本年度の飯田短期大学(飯田市松尾代田)学生リポーター「いいレポ☆」に6人を任命した。

佐藤健市長と懇談する「いいレポ☆」の学生たち

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 同市が2013(平成25)年度から同大と連携している取り組みで、これまでに今回の6人を含め延べ83人を任命してきた。若者の感性で情報発信することで、市民に市政情報を身近なものとして感じてもらう目的で、地域のイベントなどを取材し、主にインスタグラムなどで情報を発信している。

 今回任命されたのは、幼児教育学科2年の三浦真奈さん、宮澤果保実さん、宮田和香さん、同1年の北原忠一さん、篠田未琴さん、藤本咲来さんの6人。

 任命に当たり、佐藤健飯田市長は「飯田市にはいいところがたくさんあるが、なかなか外にも内にも伝わっていない。若い感性で行政ではできない情報発信をしてもらいたい」と要望した。

 一昨年度まではコロナ禍でイベントが少なかったため、インスタグラムの投稿数が伸びなかったが、昨年度は通常にイベントが行われるようになり投稿数が増えた。佐藤市長から「昨年発信したもので印象に残っている取材は?」と聞かれた2年目の3人は、それぞれ「霜月祭り」「飯田高校の文化祭」「津田塾大学とのコラボ」と答えた。「今年発信したいものは?」と聞かれた1年目の3人は「サウナや飯田動物園」「今場所引退した力士の満津田さんが引き継ぐ満津田食堂」「土地名が浸透していないので地名が分かるような活動」とバラエティーに富んだ取材対象を挙げた。

 「いいレポ☆」の活動として2年目の三浦さんは「県外の人と関わりたい。県外の人が飯田市をどのように見てどう思うのか、どうすれば飯田に来てくれるのかを考えながら情報発信していきたい」と意気込む。いいレポ☆初の男性リポーターの北原さんは「男性ならではの目線での発信。一度社会を経験しているので、その視点と学生としての視点両面で発信したい」と意気込みを見せた。

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