「たまゆら健康麻雀(マージャン)大会」が5月19日、たまゆら交流ホール(飯田市北方)で開かれた。今年で7回目。主催はたまゆら健康麻雀教室。
同教室は、ボランティアグループ「翔風の会」が事務局となり、認知症予防と仲間との交流を目的に毎週木曜に開いている。日頃の成果を試す機会として大会を企画。年1~2回ほど開催している。
当日は、同教室に通う12人が参加。開会式で、たまゆらの松村紘一会長が「安くも高くもアガリを目指しながら、楽しくやりましょう」とあいさつ。村澤修さんからルール説明を受けた後、対局を開始。制限時間は60分で、1~4回戦までは総当たりで予選を行い、5回戦は順位決定戦を行った。
参加者は、牌山(はいやま)から持ってきた牌と手元の牌を見ながら、何を残してどれを切るかを考えながらアガリに必要な「役(やく)」を作っていった。リーチがかかると相手にあがられないように思考を巡らせ、慎重に打ち回す姿も見られた。
大会事務局の田中克子さんは「年数回の楽しみとして大会を企画している。普段は対局メンバーを固定してしまうが、大会は違う人と対局でき、交流にもつながる」と話す。大会に参加した安藤圭介さんは「大会は独特の雰囲気がある。普段の対局とは違ってかけ引きも難しい」と振り返る。