飯田駅前の複合施設「丘の上結いスクエア」(飯田市東和町2)1階に6月9日、喫茶店「喫茶山雅 飯田店」がオープンした。経営は松本山雅(松本市)。
店内は、サッカーJ3松本山雅FCの映像を見ながらくつろげる人工芝エリア、コーヒーやソフトドリンクのほか飯田店限定で市内の製氷会社の氷を使った「かき氷」を提供する喫茶スペース、マフラータオルなどの定番商品や飯田の地場産業である「水引」をあしらった応援グッズを販売するエリアで構成する。
松本山雅の活動拠点は現在、松本市を中心とした中信地区だが、2019年、南信初のホームタウンとして南箕輪村が加入。2020年2月には山雅後援会の飯田下伊那支部が発足するなど、応援エリアが南信地区にも拡大しており、同店のオープンを後押しした。
同社取締役の小澤修一さんは「後援会やサポーターの皆さんにも協力いただきながら、一緒に盛り上げていきたい。喫茶利用でなくても気軽に立ち寄り、自由に使ってほしい」と呼びかける。
喫茶山雅は1965(昭和40)年、JR松本駅前に「純喫茶山雅」として開店。店名は山好きの店主が「山」と「優雅」を組み合わせたのが由来。飯田店は県内2店舗目となる。
営業時間は11時~18時。月曜定休。