飯田の道の駅「遠山郷観光案内所アンバマイ館」(飯田市南信濃)が2月19日、令和6年度カレンダーを売り出した。
「写真に収めよう遠山郷の魅力をカメラに」をキャッチフレーズに、昨年の秋から冬にかけて「南信州遠山郷 写真コンテスト」を開いた同館。遠山郷の風景、伝統、文化、生活、芸能まつりなど、遠山郷ならでの一枚を作品として募集し、同地域内外から50点の作品応募があった。
審査員は、飯田市遠山郷出身で写真家の秦達夫さん、同観光協会の正副会長が務めた。グランプリ1点、準グランプリ2点、優秀作品3点、特別賞5点を決定し、そのうち6作品をカレンダーに使った。
コンテスト受賞作品を使いカレンダーを制作したのは同館初の試み。B2サイズで、今年4月から来年3月までを掲載し、200円で販売。遠山郷観光協会のホームページでは、カレンダーをダウンロードできるほか、全ての受賞作品を見ることができる。
同協会の菅原慎一さんは「スマートフォンで手軽に写真が撮影できるが、構図によって出来栄えが違う。遠山郷の自然や人、動物など魅力を知ってほしい」と呼びかける。来年度のカレンダーでも写真コンテストの作品を使う予定で、5月ごろから作品を募集するという。
営業時間は10時~17時。