喬木村の公共施設「みんなの広場アスボ」で2月18日、「健康麻雀体験会」が開かれた。主催はたかぎスポーツクラブ。
同クラブは4月から新たな定期活動として「健康麻雀教室」を開講する予定で、今回は気軽に麻雀を楽しんでもらうことを目的に体験会を企画。当日は村内外から8人が参加。初心者と経験者グループに分かれて対局した。
初心者グループでは、同クラブの川島球人さんが基本的なルールなどを説明した後、専門用語の解説を挟みながら、参加者が手元に持ってきた牌(はい)を見て、どの牌を残して、何を切るかアドバイスしながらゲームを進めた。
経験者グループの卓では慣れた手つきで手牌を整え、テンパイすると「リーチ」をかけたり、相手が捨てた牌を「チー」「ポン」するなどして、上がりを目指す参加者もいた。実際に「ツモあがり」や「ロンあがり」したときには点数申告を行い、必要な点棒を支払いながらゲームを進めた。
飯田市から友人と参加した70代女性は「初めて麻雀をした。専門用語やルールを覚えるのは難しいが、奥が深いと感じた。機会があれば続けたい」、大学で始め麻雀歴14年という同市在住の30代女性は「麻雀に関わる地域貢献活動をしたいと考えていたので参加した。現在、健康麻雀の資格取得に向け勉強中なので参考にしたい」と、それぞれ話していた。
川島さんは「想像以上に参加してもらえて良かった。初心者に分かりやすく伝えるのが難しかったが、楽しんでもらえたので安心した」と振り返る。
次回の体験会は3月17日の10時~12時に開催。同クラブのウェブサイトで3月10日まで、受け付けている。