「いいだ子育て応援ひろば」が9月26日、エスバード(飯田市座光寺)で開催された。
飯田市つどいの広場連絡協議会が主催し、同市の子育てを応援する団体が集まり、未就園児の親子と妊娠中の夫婦を対象に初めて開催した。10時から「まみーなアンサンブル」によるお楽しみコンサートが、その後は「空き箱つむつむ」「ボールころころ」などの手作りの遊具を使い「あそびコーナー」が行われた。
同市内には、保育園年少に上がる前までの主に0~3歳の子どもと家族が利用できる、「つどいの広場」と呼ばれる親子の居場所が各所に点在する。「市内の『つどいの広場』を多くの方に知って、利用してほしい」と参加を呼びかけた。当日は、それぞれの「つどいの広場」と同市公民館や同市社会福祉協議会のファミリーサポートの日々の活動や特徴を、映像と手作りのパネルで紹介した。
同イベントは、「いいだ子育て応援アプリ」を通してネットから紹介したほか、それぞれの「つどいの広場」などで参加を呼びかけた。当日は、180組以上の親子が参加。松川町から参加した1歳の子どもの母親は「さまざまな遊びができた。家ではできない遊びもあり、子どもも楽しそうだった」、豊丘村から参加した1歳の子どもの母親は「子どもの知っている音楽を生演奏で聞くことができる貴重な機会。子どもも音楽に合わせて体を動かして楽しそう」と、それぞれ感想を話した。
同市健康福祉部子育て支援課の宮澤保文さんは「『つどいの広場』は、住宅街の古民家だったり、自然を感じる緑の中や保育園の近くだったりと立地環境はさまざま。それぞれに特徴や良さが違うので、気軽に活用してほしい」と、今後の活用も呼びかける。