5月19日に一般利用が始まる「丘の上結いスクエア」(飯田市東和町2)の2階・3階に開所する「ムトスぷらざ」の内覧会が17日に行われ、佐藤健飯田市長をはじめ、各地区の公民館長などの関係者が参加した。
丘の上結いスクエアに「ムトスぷらざ」 内覧会で風越高校生が施設案内
ムトスぷらざは「ヒト・コト・モノが集まる創発の場」として、飯田市公民館や飯田駅前図書館、多目的ホールなどから成る。
内覧会では、飯田風越高校(上郷黒田)の生徒らが施設案内を行った。同校では、通信会社の地域共創活動とも連携し「飯田風越高校×KDDI共創プロジェクト」と題して、12人のメンバーが昨年9月から施設の有効活用についての会議を重ね、市民へのアンケート実施などを経て、市へ要望書を提出。勉強に活用できるフリースペースや、年代問わず休憩できる和室の設置などが実現した。
3年生の田中勇成さんは「KDDIの方々にアドバイスをもらい、自分たちの意見だけでなく、地域の方々の要望も盛り込むことができた」と話す。