高校生ダンスチーム「Leslian」(レリアン)が9月10日に、アメリカのダンス大会で優勝したステージを再現する。
飯田下伊那を拠点に活動する「LOPカンパニー」に所属する、飯田風越高校3年の村澤依優さん、飯田高校2年の原野乃花さんと今村夏海さん、伊那北高校2年の細江優月さんから成る同チーム。7月14日に米カリフォルニアで開催されたダンスの世界大会「Showstopper Final」のスモールグループ・シニア部門で優勝した。
村澤さんは「ダンスには人の心を動かす力がある。皆にダンスの良さを知ってほしい。ダンスをやってみて」、原さんは「小さな頃からダンスを習い、大好きなダンスを続けることができているのは、先生方や地域の皆さん、家族のおかげ。感謝しかない」、今村さんは「踊ることが楽しい。ダンスを通して会えた皆のおかげで、自分自身が成長できたと感じる」、細江さんは「ダンスは喜怒哀楽とさまざまな表現ができ、感動を伝えることができるもの。言葉ではないのに表現できる、そこがダンスのすごいところ」と、ダンスを続けてきたことを振り返る。
優勝したダンスのプログラムは指導者の森岡友梨子さんが制作し、側宙やバク宙などのアクロバットな動きと組技で構成する。森岡さんならではの選曲と振り付けで、レリアンメンバーの雰囲気が伝わる、オリジナリティーのあるスタイルだという。
9月10日、飯田文化会館(高羽町)で開かれる「かがやきフェスティバル」でステージを再現披露する。同フェスは、スタジオ「かがやきパレット」(上郷)で日々練習を重ねる地元団体の発表の場で、今回で9回目を数える。ダンスやバレエ、よさこい、空手、ピアノなど、バラエティーに富んだ団体が出場する。出場者は、園児や小学生などの子どもから70代の大人まで幅広い世代がそろう。
同フェス実行委員の原幸恵さんは「レリアンの凱旋公演でもあり、練習を積んだ各団体が成果を発表する場。皆さんの頑張っている姿を見てほしい」と来場を呼びかける。同フェスは2部構成で、1部は地元団体のステージで2部は東京からゲストを招く。13時30分開場、14時開演。チケットは、前売り=1,500円、当日=2,000円。