飯田・龍江の農業法人「今田平」(TEL 0265-27-5020)が8月10日、今シーズンの「ブドウ狩り」を始めた。
初日は家族連れらが足を運んだほか、地元の龍江保育園・年長組の園児10人が収穫用のはさみとボウルを手に、同社スタッフによる説明と補助を受けながら、ブドウ狩りに汗を流した。一人一房の収穫を終えた後、試食。「甘い」「おいしい」などの声が聞かれた。スタッフの奥村ちか子さんは「みんな楽しそうに作業し、おいしそうに食べてくれて良かった」と振り返る。
当日は、「ノースレッド」「ノースブラック」「ナイアガラ」の品種が収穫でき、お盆以降は「スチューベン」「安芸クイーン」「巨峰」などの品種が収穫の対象になるという。
大平盛男社長は「今年は雨が少なく気温が高かったので、栽培には苦労した。その分、熟すのも早く、甘みも強くなっている。例年並みの豊作なので、ぜひ味わってほしい」と呼びかける。
営業は9月まで。ブドウがなくなり次第終了。完全予約制。