飯田市が現在、新しい手法や発想で起業に挑戦する人や事業者を応援する「飯田市起業家ビジネスプランコンペティション」を行っている。
10回目となる今回は、起業から3年以内の事業者が対象の「起業家部門」、今年の1月以降に飯田下伊那地域へ移住した人を対象にした「移住起業家部門」、業歴を問わず参加が可能な「一般企業部門」の3部門から成る。新規性や地域社会への貢献性、実現可能であるかなどを審査の対象とし、優秀なプランには最大100万円の奨励金を贈る。
参加者は、新しいビジネスアイデアがあれば詳細なプランがなくてもエントリーすることが可能で、エントリー後に飯田商工会議所(飯田市常盤町)の経営指導員と相談しながら一次審査用の書類を作成することができる。
飯田市工業課の熊谷健太朗さんは「突拍子のないアイデアでも、『地域を元気にしたい』という思いを持った人に参加してほしい」と呼びかける。
今後、9月上旬に一次審査を行い、中旬の二次審査を経て10月中旬までに結果を発表する。応募は7月7日まで。