「第50回・竜東中学校地区交流スポーツ大会」が5月13日、竜東中学校(飯田市龍江)の体育館で開かれた。今年で50回目。66人が参加し囲碁ボールを楽しんだ。
同大会は、上久堅、龍江、千代の3地区合同で開催。地区の子どもたちの縦のつながりや、学校と地域のつながりを大切にし、心身ともにたくましく健やかな子どもたちの育成が目的。3地区の小学校や竜東中に通う児童・生徒も関わっており、飯田市が取り組む小中連携一貫教育の観点からも他地区の模範事業となっている。
当日は、16チームが4ブロックに分かれ総当たりで試合を行い、優勝を争った。参加者たちは、碁盤のマス目を目がけ縦や横、斜めに連続して並ぶように黒と白の10個のボールをスティックで交互に打っていった。力加減が難しく、マス目をオーバーしたり、手前で止まったりする場面も見られた。ショットが決まると「うまい」「ナイス」「素晴らしい」などの声が上がり、ハイタッチをするなどして喜んだ。
参加者からは「意外と力加減が難しい」「試合を重ねるごとに感覚をつかめるようになった」「初めてプレーしたが楽しい」「狙った所にボールが行かず悔しかった」と感想もさまざま。
上久堅公民館の米山博昭館長は「2年ぶりの開催で、大会運営のスタッフも積極的に動いてくれている。これからも学校と地域のつながりを大切にしていきたい」と振り返る。