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飯田の地酒「喜久水」を楽しむ日本酒の会 コロナ禍乗り越え6月開催へ

地酒「喜久水」の歴史が学べる容器ラベル展示の様子(第1回イベント開催時)

地酒「喜久水」の歴史が学べる容器ラベル展示の様子(第1回イベント開催時)

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 喜久水酒造(飯田市切石)が6月3日、飯田の地酒「喜久水」を学び楽しむ日本酒の会「SusTaiN35(サステインサーティーファイブ) Season2.1~ちょっとぜいたくな新酒まつり~」を丘の上結いスクエア「ムトスぷらざ」(飯田市東和町)で4年ぶりに開催する。

第1回SusTaiN35のイベントの様子

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 イベントは飯田エフエム放送が企画し、2019年4月に初めて開催。イベント名の「SusTaiN35」はサステナブル(持続可能)な社会を目指すイベントにしたいという思いと、喜久水酒造の地産地消商品「純米吟醸生原酒N35(北緯35度のテロワール)」をかけた。2020年と2022年に2回目を計画したが、コロナ禍で中止になった。

 今回は、2022年の企画同様「お酒の流通革命Keg Draft Sakeとは?」をテーマに、喜久水の歴史とともに清酒容器の変遷についての講義を行うほか、旧酒蔵のラベル展示や蔵の街並みのリノベーション風景などのパネル展示などを行う。その後、「食と体験の宿まごころ」(飯田市上村)が創作する「和食」をアテに、日本酒サーバー(KeyKeg)で提供する新酒など、喜久水の特定銘柄酒を振る舞う。音楽ライブは地元の音楽ユニット「たまいよーすけ(n)」が担当する。

 企画を担当した堀竜也さんは「まだまだ安心するには早いが、コロナ禍で疲弊した地元の飲食を元気にしたい。この地域唯一の酒蔵の文化や歴史を知るいい機会。この会を機に飯田の街が多くの人でにぎわう流れになれば」と話す。会費は一人6,000円で、定員は50人。予約はウェブで受け付ける。

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