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エルボン飯田内にカジュアルレストラン「ろると」地元出身のシェフが独立

店主の松下洋介さんと天龍峡黒豚のピッツア(700円)

店主の松下洋介さんと天龍峡黒豚のピッツア(700円)

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 「南信州レストランろると」(TEL050-8887-2402)が3月13日、ビジネスホテルエルボン飯田(飯田市育良町)内にオープンした。

宿泊客以外利用可能

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 店主の松下洋介さんは地元出身で愛知県豊橋の専門学校を卒業後、ココロファームビレッジ(川路)のオープニングスタッフとして6年間働き、その後、名古屋で2年間、フレンチやイタリアンの店で修業してきた。同ホテルのレストラン跡が空くことを聞き、独立を決意して開店に至った。

 店名の「ろると」はイタリア語で「菜園」「畑」という意味があり、ココロファームで地元野菜に関わる仕事をしてきたことを何か生かせる店にしたいという意味も込めた。

 メニューは希少な「天龍峡黒豚」を一頭買いして、ピッツア・角煮・ローストポークなどさまざまな料理に活用している。松下さんは「黒豚は竹パウダーや地元のジャガイモなど、地元材料の餌で肥育されており、脂身が甘くてしつこくないのが特徴」と話す。将来は「イタリアンやコース料理も出せるような店も」と夢は広がるが、現在はホテルの宿泊客が主な客で、ピッツアを中心に定食や酒のおつまみ、ラーメンも扱うカジュアルな居酒屋風のメニューで運営している。「開店は夢の第一歩。これを土台にして経営の勉強などもしながら、次のステップを踏んでいきたい」と意気込む。

 「ホテルの宿泊客以外でも利用できるので、フラッと店に寄ってほしい」と呼びかける。

 営業時間は17時30分~22時。日曜定休。

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