かざこし子どもの森公園(飯田市丸山町)で4月22日に「南信州相撲フェス」が、松尾小学校体育館(松尾)で5月27に「第41回飯伊わんぱく相撲大会」が開催される。飯田青年会議所が3月22日、発表した。
昨年、コロナ禍で見送ってきた「飯伊わんぱく相撲大会」を3年ぶりに開催したが、参加者は1981(昭和56)年の開始以降、最も少ない35人だった。同会議所は同大会を、「子どもはもちろん、大会を見守る大人も成長できるイベント」と捉え、「そのともしびを消したくない」「再び子どもたちの相撲への思いを燃え上がらせたい」という思いで同フェスを初めて企画した。
当日は大相撲芝田山部屋に協力を依頼し、同部屋に所属する同市出身の幕下力士・満津田(まつだ)を含め3人の力士と同市出身の呼出(よびだし)、天琉(たける)さんが参加。相撲大会に参加する児童との練習会、力士たちによる「ぶつかり稽古」や「四股(しこ)踏み」、力士との触れ合いのほか、同部屋に伝わる「ちゃんこ鍋」1000人分も提供する。
同フェスを企画した同会議所・Fun’nK(ファンク)委員長の林直彦さんは「本物の力士たちと触れ合い、積極的に相撲大会に参加するきっかけになれば」と期待を込める。
南信州相撲フェスの開催時間は10時~。入場無料。