津田塾大学(東京都小平市)の卒業式が3月15日に行われ、Japan ブランド飯田水引プロジェクト(関島水引店)が製作した「飯田水引の帯挿し」もお披露目された。
「飯田水引の帯差し」ははかまや着物の帯に飾る和風アクセサリーで、髪飾りやチャームとしても幅広く使えるという。同大飯田プロジェクトが「晴れ舞台に臨む卒業生のため」にと企画し、卒業・修了に合わせ記念品として販売を始めた。同大小平キャンパス生協で66 個を販売し、事前予約では140個ほどの注文があったという。飯田水引を4本使い大小2種類の大きさの「梅結び」を製作し、南信州産のヒノキ材と合わせた。ピンク、オレンジ、黄、緑、紫、青の6色があり、価格は1つ1,100円。
同大と飯田市は2018(平成30)年、地域活性化や人材育成についての包括連携協定を結んだ。その縁でJAPANブランド飯田水引プロジェクト(関島水引店)と学生が、飯田の地場産品である飯田水引を使って商品開発を重ねている。卒業式での、飯田水引で製作した「マスクチャーム」の着用は一昨年から続き3年連続で3回目となった。
今年は「帯差し」と合わせて、飯田水引が卒業式に彩を添えた