野菜栽培などを行う七久里農園(飯田市山本)が3月17日、長野県産「ビーツ」を使った桜色の餃子「赤く焼きあがるビーツ餃子(ギョーザ)」の販売を期間限定で始めた。
同園では2022年、ビーツ栽培と加工品の生産を開始。ビーツは栄養価が高く、血管力を高める成分や強力な抗酸化作用のある色素が豊富といわれることから「スーパーフード」と呼ばれている。取引客からの「土臭い」「どうやって調理したらいいか分からない」などの声を受け、試行錯誤を重ねて完成したのが、乾燥させたビーツとパウダーをギョーザの具に入れた色鮮やかなビーツギョーザ。
ビーツは乾燥によりうまみが増し、コリコリとした独特の歯応えが特徴。鮮やかな色は、切り干しビーツとビーツパウダーによるもので、焼く前に冷凍加工しているため、熱による変色を防ぎ、鮮やかな赤色を再現できるという。
同園の伊藤貴裕社長は「見た目の美しさ、栄養価、ビーツっぽさ全てを兼ね備えたギョーザを作りたいと思っていた。ビーツに興味がある人はもちろん、野菜嫌いのお子さまにも食べていただけたらうれしい」と話す。
価格は12個入り1,080円。販売は4月16日まで(数量限定、なくなり次第終了)。