飯田の伝統工芸「水引」を使った黄金に輝く「龍」が4月13日、三遠南信自動車道天龍峡パーキングエリア内の情報発信施設でお披露目された。
新型コロナの影響を受け、市内の水引工芸品展示施設の大型店が2020年に相次いで閉店。施設関係者より「伝統ある地場産業の水引作品を多くの方に見てほしい」との話があり、昨年、市に水引工芸品が寄贈された。
今回お披露目された水引工芸品の「龍」は、高さ約1.8メートル、全長約3.6メートル。龍のイメージが天龍峡とマッチするとし、同市の南の玄関口である天龍峡観光の拠点の一つ、同パーキングエリアでの展示を決めた。伝統地場産業をアピールする狙いもある。
水引工芸品の展示は、同パーキングエリアやエス・バードのほか、飯田駅前観光案内所、竹田扇之助記念国際糸操り人形館(入館料必要)でも行っている。