飯田市出身の美容家でタレントの「おぐねぇー」こと小椋ケンイチさんが「飯田市産業親善大使」に任命され3月2日、委嘱状交付式が開かれた。
産業と観光資源の魅力を広く紹介する飯田市産業振興大使は、いずれも芸能やスポーツなどの分野で活躍する同市出身者に委嘱する。「おぐねぇー」さんは、ヘアメークアーティストやタレントとして活動し、同大使の委嘱は1期目の2013(平成25)年から数え、今回は4期目で任期は2025年まで。
「同じ大使の、歌手の小沢あきこさん、タレントのニッチローさんと3人で、さまざまな形で飯田を引き続き発信できることを楽しみにしている。リニアの開通へ向け土台となる数年で、飯田がより注目される時期になる。水引、市田柿、菓子、焼き肉、野菜や果物などの豊かな土地の魅力を変わらず発信していく。東京の友達や身の回りの方に『飯田のおいしいもの、今度は何を持ってきてくれるの』と期待されている。飯田の産業と活気につながるよう、初心に戻り活動していく」と意気込みを見せる。
佐藤健市長は「ヘアメークアーティストとしても活動している小椋さんは、今までも飯田のことを周りの方に広く発信してくれている。4期目も大いに期待している」と笑顔で話す。