合唱団「Nature of Love(ネイチャー・オブ・ラブ)」(飯田市山本)が2月26日、第1回演奏会を下條村コスモホール(下條村睦沢)で開く。
山本小学校(飯田市山本)のPTAコーラスとして2012(平成24)年まで活動を続け、その後、2015(平成27)年まで「キッズ山本大作戦コーラス隊」に名前を変更。2016(平成28)年からは「Nature of Love」として、現在も活動を続ける、同市山本地区ゆかりの住民16人で構成する合唱団で、今回が初の演奏会となる。
毎週水曜・土曜の夕方2時間ほどの練習では、30~40分の発声練習で「喉を開き」、「笑顔で歌うこと」を意識し、全体練習へと移るという。PTAコーラスの時には年一度、公民館で発表してきたが、子どもたちが小学校を卒業しても、その楽しさから合唱を続け、「より良い合唱を作るには、一つ一つ目標を持ちながら活動しよう」と初の演奏会を開くことになった。同団指揮係の山内大作さんは「小さな地域からでも、良い芸術ができればうれしい」と笑顔で話す。
当日は3部構成で、1部では「山本小中学校校歌」「下條小中学校校歌」、踊り付きで「怪獣のバラード」などなじみのある曲を披露する。2部では「下條小学校コスモスター合唱団」も出演するほか、同団のアンサンブル合唱などへ続き、「バラエティーに富んだ内容にする」という。3部では合唱コンクールへの経験も重ねる同団内の女性合唱団「Mother Nature」のコンクール出場曲を披露するほか、混声合唱で「モルダウ」「大地讃頌」などの定番曲も歌う。
山内さんは「仕事や家庭がある中で、合唱を続けられるのは家族の理解があってこそ。せっかく歌うのだから楽しく、目標を持ちながら取り組んでいく。多くの方に歌声を聞いて楽しんでほしい」と来場を呼びかける。
13時開場、13時30分開演。入場無料。